血液検査は以上なくても脂肪肝ということも！

夫のお父さんは肝臓癌で亡くなっているため、先日夫に肝臓の検査を受けてくるように伝えました。
脂質異常症で通っている消化器内科で、毎回血液検査の数値を見ているため、肝臓の数値異常は無いわけなのですが。
肝臓のエコーをしてもらったところ、脂肪肝はあるけど問題ない範囲ということでした。

健康診断で肝臓の数値を見るのは、
ALT（GPT）、AST（GOT）などの項目を見ます。

この２つは主に肝臓で作られる酵素になります。

GPT（ALT）は肝臓だけで働く酵素で、肝臓で何かあった時に数値が上がります。

GOT（AST）は、肝臓だけでなく、心臓や筋肉でも働く酵素になります。
肝臓以外の、筋肉や心臓で問題がある場合にもGOT（AST）の数値が上がることがります。
．

下の血液検査の表は私が先日、リウマチ検査をした際の検査結果になります。
（怪我による手のこわばりがあるため検査しました。リウマチの項目がRF定量ですが、私は15以下の数値なので大丈夫です）
.
私はどの数値もパーフェクトで健康体でしたが^^;
この表は、右側の項目を見ると、どの部位の健康を計るものかが記載されています。
.
肝臓の数値は、30以下が健康目安となります。
ただ検査する機関によって、健康基準値の数値が異なるため、この検査表だと肝数値は、
40、45くらいまでは基準値となっているので、多少多いくらいは問題ないようですが。
.

目安として、100以上ある場合は病院（消化器内科）でエコー検査を受けてみて下さい。
脂肪肝の可能性が高いようです。

またGOTやGPTの数値が正常であっても、
肥満でＢＭＩが30以上の人や、飲酒量が多い方は検査をしてみて下さい。

.

脂肪肝が長時間続くことで、肝硬変→肝臓癌となることもあり、
肝硬変になると、元に戻す事が難しい状態になってくるため、脂肪肝の段階できちんと生活を見直す事がとても大切になってきます。

.
ただし、薬の影響でGOTやGPTが上がっている場合は、これらの数値を下げるのは難しいです。
またウイルス性肝炎などに掛かっている場合は、薬で治療しないと数値が下がりません。
私も以前、整形外科のリリカという薬を服用の際、肝臓の数値が正常値ギリギリ（29）でした(>_<)
薬をやめたら肝数値は元に戻りましたが、薬の影響で肝臓数値が上がってしまう場合は、お薬を出してくれている病院の先生と相談してみて下さい。
.

お酒が原因でGPT、GOTの数値が高い人は、アルコールの摂取量を減らして、休肝日などを作るようにして下さい。　食事や肥満の影響で数値の高い方は運動をしたり、食事を減らしたりしながら、数値を改善するようにして下さい。

.

.
痩せていても、毎日アルコールを摂取している場合、脂肪肝になっていることもあります。
また飲酒もしてなくて、痩せているにも関わらず脂肪肝になってしまう方もいます。
そういう方は糖質の摂りすぎを気をつけたり、魚などのたんぱく質を摂取するなど、食事バランスを気を付けると良いかもしれません。

.
１度、機会があったら皆さんも肝臓エコーを受けてみましょう！