40歳以降は大腸検査をしてみましょう
- 2022.11.20
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今回は、大腸ポリープについて書いてみたいと思います。
大腸に出来るデキモノのことを大腸ポリープといいます。
検便で問題なくても、出来てしまっていることがあります。
下痢が続いたり、下痢と便秘を繰り返す、トマトを食べてないのに便に赤いものがついている場合など、大腸検査を受けてみることをオススメします。
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大腸ポリープの出来る原因ははっきりとはわかっておりません。
脂肪やたんぱく質を多く摂りすぎる生活を送っている人や、便秘の人は大腸ポリープができやすいと言われています。これは便が作られる時と、便が停滞している時に大腸が刺激されるためと考えられています。
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便が停滞し便秘が発生することで、腸内細菌のバランスが崩れ、それにより悪玉菌の繁殖が起こります。
増殖した悪玉菌は毒素などを生成、それにより大腸にダメージを与えるのです。
ダメージを受けた大腸は、その表皮を修復しようとします。この時、過剰に細胞が出来過ぎてしまったものがポリープです。また「ポリープのできやすい体質」の人もいます。
大腸ポリープは
・癌
・過形成ポリープ
・腺腫
・炎症性ポリープ
の、4種類に分けられます。過形成ポリープ、腺腫などが主に多いポリープとなります。
大腸がんは、症状が出にくいと言われる癌の1つです。無症状の段階で見つかった場合は早期癌であることが多いです。ポリープは丸い形のものが多いですが、癌はいびつな形になります。
過形成ポリープは、その名の通り「形成されすぎたポリープ」です。
腺腫は、昔は癌になると言われてきました。しかし今は「腺腫の中の一部は癌になる可能性がある」という程度に考えられているようです。
炎症性ポリープは腸に強い炎症を起こすような病気にかかった後に出来るポリープです。腸に強い炎症を起こす病気になった既往歴がなければ、出来る心配は不要です。
2センチを超えるポリープは癌化する可能性が60%と高いので、40歳過ぎたら数年に1度は大腸検査をし、お腹の中の状態を知っておくとポリープが大きくなる前に処置することも可能です。
健康に自負されている方も過信せず、ある程度の年齢になったら受けてみてくださいね!!