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冷え性と「腎」

冷え性と「腎」

東洋医学に置いて、「腎臓」というのは
季節では「冬」にあたります。


黄帝内経によると、
冬の期間は夜は早く寝て、
朝はゆっくりと起き。
体内の陽気をもらさないよう、
寒い刺激を避けて
身体を暖かく包んで過ごすように書かれています。



「腎」は人の成長や発育を促進したり、
性行為、妊娠、出産などの生殖器の若々しさや、
全身の水分代謝をコントロールし、
副腎はホルモンバランスを整え、
意欲や活力と関係しています。


冬になると寒くなるわけですが。
身体が冷えると、体内にある水分も冷えてきます。
そうすると本来の免疫力や修復能力が衰え
感染症にかかりやすくなったり、
老化現象が目立ったりしてきます。
冬は腎臓を元気にするために、
下に記載したような「黒い食事」を
心がけてみると、元気に冬を
乗り切れるかもしれません!


季節に関係なく、身体が冷える場合は
「腎」が弱っているのかもしれません。


「腎」に寒邪が入ると、
身体の熱源が弱まり、
腎の水分代謝も弱まり、
身体に水が溜まり、
更に冷えやすくなります。
排尿異常や腰痛など
様々な身体の滞りや
不調が起きます。


身体が冷えないよう温めながら、
腎を元気にするような下記のような黒い食事を摂ると良いかもしれません。


甘いものは腎の働きが悪くなるので、甘いものは控えるようにしてみてください。


腎を元気にするためには「黒い食事を摂取」とおおざっぱに覚えておくと良いでしょう。

例としては
黒ゴマ、黒酢、黒豆、海藻類(わかめ、ひじき、こんぶ、海苔)、
牡蠣、なまこ、しじみ、シイタケ、クルミ、アーモンド、
黒はちみつ、黒砂糖などです。


そんな「腎」には
「先天の精」
「後天の精」という言葉があります。

「先天の精」は、
両親から授かった「精」
生まれ持った生命エネルギーになります。

「後天の精」は、
生まれてからの飲食(食生活)により得る「精」
となります。


「先天の精」は寿命にも関わり、
「先天の精」が尽きた時に人は亡くなると考えられています。

過労などすると「先天の精」が多い人でも、
を早く使い切ることにもなるので、
無理はしすぎず、「後天の精」で「精」をうまく補いながら、
生活していくと元気に長生きが出来るかもしれません。


最後に注意書きですが、あくまで東洋医学としての「腎臓」であり、「腎」なので。
腎臓の治療や、透析などされている方は、塩分・カリウムなどの食事制限があるはずなので、
きちんと医師の指導を守って下さい。

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